相模原市歯科医師会について
会長挨拶
私はこの度、相模原市歯科医師会の会長に就任することとなり、大変光栄に思っております。今後の会の発展のため、相模原市民健康のため全力で取り組んでまいります。
当会は、市内の歯科医療の発展や、患者さんの健康増進に寄与するため、様々な活動を行っております。私たち歯科医師は、患者さんの健康を守り、その笑顔を支えるために、常に最新の知識や技術を身につけ、地域の皆さまに信頼される存在であることを目指しています。
今後は、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、お口の健康が注目される中、ますます歯科医療に求められる役割が大きくなっています。相模原市歯科医師会のスローガンは「健康な心と身体はお口から」でございます。私たちは患者さんの安心・安全を第一に考え、質の高い医療を提供してまいります。全身の入り口は、お口です。お口の健康をしっかり保つことが、健やかな暮らしにつながります。
また、相模原市歯科医師会としても、地域の方々に対する啓発活動や、健康増進のためのイベントなどを積極的に行ってまいります。市民の皆さまとのコミュニケーションを大切にし、地域に密着した活動を展開してまいります。その一つとして、令和5年4月に相模原市健康づくり推進条例が施行されました。誰もが自分らしくいきいきと暮らすために子どもからから高齢者まで全ての市民が心身の健康づくりに対する関心と理解を深められるよう、そして行政、市民、関係者が連携、協力し、より一層の健康づくりに取り組むことにより、市民が生涯にわたっていきいきと暮らし続けられる社会を実現するためこの条例が制定されました。そして、歯科医師会の委員会活動、相模原市行政との協力、多職種連携、DX化等をさらに推進するため、歯科医師会内部の組織の再編も行い、市民に迅速かつきめ細かい歯科保健衛生の提供を行っていきます。
特に私が重要視している政策は、市民のシームレスな歯科保健衛生の提供として、かかりつけ歯科医診療所での妊婦歯科健診の実施と新条例に基づいた生活習慣病予防とオーラルフレイル(心身機能低下につながる口腔機能の虚弱な状態)対策、市民に対して安定した歯科医療体制を提供するため・市民のお口を守るための歯科衛生士など歯科医療従事者の確保です。
最後に、私自身も常に学び続け、地域の方々に信頼される存在であり続けるよう努めてまいります。市民の皆様、会員の皆さまに、ご支援いただきながら、より良い相模原市の歯科医療の発展に向けて、市民と一丸になって取り組んでまいりたいと思います。
今後とも相模原市歯科医師会をよろしくお願いいたします。