歯の豆知識
歯肉を観察してみよう!
最近、子どもの「むし歯」は減ってきていますが、逆に「歯肉炎」が数年前から増加傾向にあります。
特に、小学校高学年から増え始め、学年が上がるに連れ、確実に増加しているのが現状です。
「歯肉炎」は油断すると、歯槽膿漏に進行しやすく、歯を失う原因にもなります。
この機会に、あらためてお子様の口の中を一緒に観察してあげてください。
歯肉の観察方法...歯肉を見て、触って、押してみよう!!
以下のチェックポイントを参考にしてください。
チェックポイント | 健康な歯肉 | 炎症のある歯肉 |
歯肉を見た感じ | 引き締まっている | 腫れている |
色 | ピンク | 赤い |
歯と歯の間の歯肉の形 | ピラミッド状 | 丸い |
歯との段差 | なし | あり |
歯肉を触った感じ | 硬い | 軟らかい |
綿棒で押してみる | 出血しない | 出血する |
歯肉炎予防には、かかりつけ歯科医院で、プロの歯磨き指導を受けることをお勧めします。(^^)
(社)相模原歯科医師会 学校歯科保健委員会
<お問い合わせ先>
(社)相模原歯科医師会 電話 042-756-1501