歯の豆知識
こどものおやつについて
子どもの小さな胃袋では、成長や運動量に見合うだけの食事を3回ではとることができないので、それ以外に食事が必要になります。そこで3時におやつを食べるわけですが...
現代のおやつ事情を思い浮かべてみると、スナック菓子・アイスクリーム・ハンバーガー・ケーキといったところではないでしょうか? おやつの選び方ひとつで食生活がみだれ、健康面からも肥満・ぜんそく・アトピー性皮膚炎など現代病を引き起こすのです。
ここで今一度、こどものおやつについて見直してみましょう。
おすすめは・おにぎり
おにぎり、もち、焼き・蒸かしいも、トウモロコシ
1)デンプン質を多く含みおなかを満たす。
2)素材そのものの甘みがある。
おすすめ | おにぎり |
もち(できれば玄米もち)、焼き・蒸かしいも(じゃがいも・さつまいも・黒いもなど)トウモロコシ、干しいも、小麦粉を使ったもの(お焼きなど) | |
せんべい(ただし揚げてないもの)、パン(全粒粉・無糖) | |
楽しみ限度に | 豆類(炒り豆)、種実類(栗・甘栗・ぎんなん・くるみ・ピーナッツなど) ドライフルーツ(柿・ぶどう・プルーン・いちじくなど) |
果物(国産のものにしたい) | |
まれにしたい | 和菓子(まんじゅう・大福・羊かんなど)、あめ、パン(市販)、たこ焼き |
避けたい | 洋菓子(クッキー・ケーキ・プリン・チョコレートなど)、菓子パン、ガム、スナック菓子 |
絶対に避けたい | 乳酸菌飲料、清涼飲料水、炭酸飲料水、アイスクリーム |
※表下に進むほど砂糖を多く含む。おやつの見直しは、体にも歯にも良いのです。
スナック菓子、アイスクリーム、ケーキ
軽いのでおなかが満たされず、満たそうとだらだら食いをしてしまい、結果、夕食が入らないのです。
また、このような食物は加工物がほとんどで、最初から味がありあまりかみません。
お父さん、お母さんの子どもの頃のおやつやおじいさん、おばあさんが与えてくれたおやつをヒントに。
...あの頃はこんな病気も少なかったはず...
(社)相模原歯科医師会 地域歯科保健委員会
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