歯の豆知識
歯ブラシ以外の...
補助的清掃用具について
障害をお持ちの方や介護をされている方にとって、歯がうまく磨けているかどうかとても心配なものです。
1本の歯でむし歯になりやすいところは、噛み合わせの溝の部分、歯ぐきに近い部分、歯と歯の間の部分の3つの場所があげられます。特に歯ブラシだけで汚れが落ちにくいのは、歯と歯の間の部分です。そして、そこから発生するむし歯や歯周病が多いことが、最近分かってきました。
このように、歯と歯の間の部分を磨くことはとても大切なことでなんです。
また、その部分を磨くには、補助的清掃用具を使うと良いでしょう。
補助的清掃用具とは...
(1)デンタルフロス (2)糸ようじ (3)歯間ブラシ(4)デンタルピック (5)小ブラシ |
- (1)~(4)は歯と歯の間の歯垢除去、むし歯予防、歯周病予防に有効です。
- (1)’デンタルフロスで一部が太くなったスーパーフロス、(5)小ブラシは、一番奥の歯の清掃と矯正装置、ブリッヂ、インプラント等の清掃に用います。
- 水流を利用した口腔洗浄器は歯垢の除去でなく、洗浄の効果があります。
(1) デンタルフロス |
(1) スーパー |
(2) 糸ようじ |
(3) 歯間ブラシ |
(5) ワンタフト |
口腔洗浄器 |
最近は、いろいろな補助的清掃用具が開発されてきています。
今日から食後は補助的清掃用具を活用し、すっきり感で壮快になりましょう!
(社)相模原歯科医師会 障害者運営委員会
<お問い合わせ先>
(社)相模原歯科医師会 電話 042-756-1501